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 今私はあるお店でアルバイトとして働いているわけですが、一番に感じているのは色々なお客さんがいるんだな、ということです。まだアルバイトを始めて日は浅いのですが、耳の遠い人、(多分)アメリカ人、中国人などなどが店を訪れて質問をしてくるので、そのたびに焦って対応しました。
 そして今日は、礼を言わない人と出会いました。店の中をぶらぶらしているとお客さんが探している品物の場所を尋ねてくることがよく
あります。ちゃんと教えることができたなら大体のお客さんは「ありがとう」と言ってくれます。中にはちゃんと答えることができなくてもそう言ってくれる人もいます。
 しかし今日出会った人は、お探しの品物の場所を教えたのですがお礼は言ってくれませんでした。そんなことは初めてで、私は少し驚きました。驚いたというのは相手に対してだけでなく、お礼を言われずかなりがっかりした自分に対してでした。お礼は当たり前のように返ってくるものと思っていたからかな、とその時は思いました。
 そしてそのしばらく後、またあるお客さんに品物の場所を尋ねられました。そのお客さんは変な人で、お探しの品物が下の階にあると言うと、何故か「下の階って…ヒヒッ」と笑い出すのです。その場所まで案内すると言ったときもやはりヒヒッと笑っています。正直うっとうしい。私はにこやかに応対しながらも振り向いて鬼の顔をしておりました。
 ところが、案内し終えたときその人に「あっ、ありがとうね」と言われると、不思議とイライラがスッと消えてしまいました。そんなに大袈裟に感謝されたわけでもないのですが…。
 普段ありがとうと言われてもそれほど感ずるものはないのですが、急に妙な力を持ちだしました。ではアルバイトの身分が関係しているのでしょうか。今までより社会に近い身分となったがゆえの緊張を知らぬ間に感じていて、そしてありがとうという言葉に知らぬ間に癒されていたのでしょうか?バイト中でも欠伸するのに。
 まぁありがとうという言葉が急に有り難みのあるものになるというのはよくある話で、私もご多分に漏れぬ経験をしただけなのですが、なかなか不思議な言葉なんだなぁと実感したのでした。
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