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 先日読んだ新聞記事からの話です。昨年,酷暑となりながら,稲の収穫の規模は「平年並み」か「やや不良」程度で,かつ8割以上が問題を抱えるという予想と裏腹に,1割程度との報告しか来なかった,というものです。

 

 稲はこれまで冷害,風害,虫害,病気については深刻に討議され,改良を重ねられてきました。小学校で「バケツ稲作り」をやった人はもしかしたら覚えているかも分かりませんが,コシヒカリも,収穫量が高くなるよう,風害に強くなるよう作られ,さらに稲熱病に対応したものが作られ,などというようにどんどん改良されたのですが,猛暑に対してはあまり研究がされてこなかったようです。それ故,深刻な影響が去年は懸念されていました。筆者の実家でも,今育てている品種はもう数年で終わり,マンゴーの生産にシフトしようかと議論しておりました。嘘です。後半は。

 

 そんな中の調査結果です。まだ分からないところが多いとはいえ,驚きました。稲といったらそれこそ手間ひまかかる,管理してなんぼの作物と思っていました。台風が来れば倒れないように,雨が降らなけりゃ乾かないように,逆に降りすぎたら腐らないように,寒くなったら凍えないように,虫がついたら食われないように,いろんな手立てを尽くして,そうして秋をやれやれと迎える,みたいな印象だったのです。それが,あの酷暑に耐えた,と。

 

 もともと稲は多年生の植物です。一部,自然淘汰の中で一年生になったものもあるようですが。二年目以降に収穫量ががた落ちするので一年で収穫しているだけで,もっと生きる力は充分に持っている植物です。「麦は踏まれて強くなる」という風に,同じイネ科でもタフに扱われる麦たちに比べてどうも印象は薄かったのですが。しかし人間でも倒れた熱射に耐えたところをみると,どうも稲を貴婦人扱いばかりも出来ないようです。そりゃあ今年は熱くもなく台風も来ず,豊作になってほしいですが,知らないところにあった意外な一面がもっと明らかになってもほしいなあと思うのでした。
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無題
亜熱帯原産やからじゃないんかなぁ-。
なんばぁ 2008/06/01(Sun)19:38:17 編集
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