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 ヨーロッパの神話の中にも度々現れることから分かるように酒と人間との関わりの歴史は非常に古い。長らく人間は酒を愛し、酒に振り回されてきた。人間の歴史は酒による支配の歴史とまで言われるくらいである。
 なぜ人間は酒を飲むのだろうか。人間が酒に求めているのは酔いである。酔うことで人間は普段の苦労を忘れ束の間の自由を手にすることができる。酔いが回ると大体の人間は普段と比べおかしな言動をとり、状況の正確な判断ができなくなる。理性が失われるということである。しかしながら酔うと共に妙に頭が回り饒舌になる人間もいるという。最近話題となった酔いどれ大臣もその類いであり、普段はできないような黒い話題もできるようになると聞いた(彼の場合はそれが度を過ぎていたようであるが)。そうした話も含めると、酔いが回ると人間は大胆になるとも言える。社会生活を営む上で人間を縛る、様々なものに対する知的な配慮が酔いによって失われ、人間は自由になってしまうのである。酔う前と後の人間の様子の違いは、ある意味知的な配慮をすることによる人間の負担の重さを示している。
 酒と共によく並べられるのがタバコであるが、本質はかなり違うものであると思う。にわか仕込みの知識であるが、タバコは吸えば吸うほど脳内活動を変化させる。そしてやがてはタバコを吸うことによって脳に現れる物質が、身体の通常の状態を維持するのに欠かせなくなる。いわゆるタバコ依存症に陥る。身体の機能はタバコによって大きく縛られるのである。
 またタバコは人の容貌にも影響を及ぼす。以前姉妹のうち一方のみタバコを吸う双子を比較した写真を見たが、タバコを吸う方は吸わない方と比べ皺や肌のたるみが明らかにひどかった。主観的な見方になるが、その顔にはタバコがよく似合う。タバコは人間の容貌さえも、タバコなしではいられなくしてしまうのではないかとまで感じたものである。
 このように酒は人間を自由にする一方タバコは人間を縛るものと見ることもできる。だから私はタバコは吸わない。もっとも酒もあまり飲みたくないのだが。
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