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20日というのは(私にとっては)バイト代が振り込まれる日なので、はやく振込確認ハガキみたいなのが来ないかなーと心待ちにして、何度も郵便受けを覗いてしまう。振り込まれたからと言って、ほんのわずかな額だし、どうせ特に使い道もないので、お金があるかないかは別として、単に自分のしたことに対してそれが支払われたという事実にうれしくなっているだけな気がする。
そんな私がたまにお金をつかうといえば、専ら書籍代としてである。本を(いや、なんでもそうだが)買うときのワクワク感が私は好きだ。参考書や問題集の類を手にレジへ向かうときでも、やってやるぞと奮い立つような気持ちになる。
ただ、それを買うまでには、何度も本屋に足を運んで、買わずに帰る、ということをやっている。よくよく見定めて、惚れこんで、これぞ買うに値する!という情熱と、財布が財布として機能している(つまりちゃんとお金が入っている)ときが重なれば、その本はレジへ運ばれることとなる。
そうして手にいれた本がどう私のためになるかと敢えて問えば、たちまち私の駄目さが露呈してしまうだろう。先に書いたバイト代のように、手に入れた時点で満足してしまって、本は棚に“陳列”される。宝の持ち腐れ。時々手にとって、面積の小さい面(?)すなわち紙の端が集まってできている面の手触りを確かめたり(すべすべして心地よい)、前書きを読んだりペラペラめくってみたりしてうんうんと頷く。「大事なのはどうやって金を稼ぐかではない。稼いだ金をどうやって使うかだ」、とはよくきく言葉だが、「大事なのはどんな本を何冊持っているかではない。一冊の本をどれだけ使い込むかだ」ということも心に刻みたい。
ちなみに、新書や文庫本でもあまり安くないものが多いので、だいたいの本は図書館で借りて読むことにしている。読んでるうちに、これ選んだのは失敗だったと思えば返すまで。いつまでも家に置いておけるより、返却期限があった方がちゃんと読む。などなど理由はたくさんつけられるが、なんといっても図書館というもの自体、貸出、返却の手続き、自習しようと思っ…たけど睡眠!という様子などすべてひっくるめて、好きだからというのもある。少し残念なのは、高校とか府立、市立の図書館の本の数は多過ぎて、「図書館の本はすべて読みました」なんてことができないことである。