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 先々週の続きではないが、吉本新喜劇というと私は特に島田珠代という人の芸が好きである。
 目を付けた男性にくねくねしく擦り寄っては股間を弾く仕草で「ち~ん」とやる、その動きのキレといったら何度見ても(いや、むしろ何度も同じものを見せられるからこそ)笑える。これはもう理屈ではない。
 そんな彼女の定番ギャグのひとつに、言い寄った男性から突き飛ばされて壁に正面衝突、倒れ込んだ後むくっと起きあがり「男なんてシャボン玉~」というのがあるが、吉本新喜劇がアメリカ公演をやった際にこのギャグをやると、アメリカ人には女性虐待と受けとられ、冷ややかな反応しか返ってこなかったらしい。
女性虐待だと言われてしまっては「理屈がない」ではどうもすまされなくなってくるので、我々は決して女性を虐めてげらげら笑っているのではないという方向で弁解をしておいた方がいいだろう。
 私の見解では、この場面において優位に立っているのはむしろ女性である。何でも力で解決しようとしがちな男に対する、女の精神性の勝利である。「男なんてシャボン玉~」の後は全員による“ズッコケ”で終わるわけだが、吉本における“ズッコケ”はボケた人間に対する「降参」あるいは「畏敬の念」に近いものを示していると私は思っている。
 いやはや、こういった見解は穿ちすぎているかも知れないが、何度も同じものを見せられているとこれぐらいのことは考えずにいられない。

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E7%94%B0%E7%8F%A0%E4%BB%A3
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