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 いつからか、私の家の勝手口のドアに、ヤモリが棲みついている。ヤモリは、日本では、昔から家に棲みついて、害虫等を食べてくれることから「家守」とも書かれることを知っていたので、追い払うこともせずに放っておいたところ、毎年、夏が近くなってくると、いつの間にか勝手口のドアに張り付くようになった。当初、勝手口のすりガラス越しに見える、張り付いたヤモリのお腹などは、非常に気味の悪いものだったのだが、時間が経つと共に、不思議と愛着が湧いてくるもので、私の家では「ヤモちゃん」の愛称で呼ばれている。
 さて、すっかり私の家族に馴染みつつある「ヤモちゃん」だが、実のところ、どのような生物なのか、あまり知らない。そもそも、毎年「ヤモちゃん」と呼んでいるヤモリは、果たして同一のヤモリなのだろうか。
 調べてみたところ、「ヤモちゃん」の正式名称はニホンヤモリというらしい。夜行性で、昼間は、家の戸袋等の隙間を住処にしており、日が暮れる頃になると、灯りに集まる虫を狙って出てくる。冬になると姿を見せなくなるので、冬眠しているのかと思っていたが、もともと南方系の生物なので、どうやら冬眠はせずに、家の戸袋などの温度が一定した所で冬をやり過ごしているようだ。(ちなみに、南方系の生物といったが、もともとは、日本には分布していなかった生物だと言われている。過去に大陸から運ばれてきた木材などにくっついて日本に渡ってきたというのが、通説なのだそうだ。)
 気になっていた寿命だが、大体3~5年のようだ。確か、初めて「ヤモちゃん」のことを目にしたのが、高校1年くらいのときだったから、今、勝手口に張り付いているのは、同一のヤモリか、もしくは2代目「ヤモちゃん」といったところだろう。

 先ほど、冷蔵庫に水を取りにいったら、今年も「ヤモちゃん」が張り付いていた。いつの間にやら、丸々と太って大きくなったその姿は、再び、少々の気味悪さを感じさせる。
 夏ももうすぐだ。
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