孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
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大学や習い事先から家に帰ってきて、インターホンを押し、家族の誰かが玄関の鍵を開けてくれるまでの間、ぼんやりと星を眺めるのが最近の日課だ。小学校のときに習った星座など今ではほとんど忘れてしまっていて、空を眺めていてもオリオン座くらいしかわからないが、ある日ふと見上げたときの星空があまりに綺麗だったので、その日から毎日眺めるようになった。冬は空気が澄んでいるからか、星が他の季節のときよりも綺麗に瞬くような気がする。
冬は、身体が縮こまってしまって、習い事のとき、柔軟するものも一苦労で上手く動かないし、手がかじかんで、文字を思いどおりに書けないこともある。さらに、高校までは苦手な長距離走の授業があったりもしたので、正直なところ、冬はあまり好きではなかった。しかし、最近は、冬独特のピンと張りつめた、肌に少しぴりぴりくる空気だとか、吐き出した息の白さだとか、綺麗に瞬く星だとか、寒い中、暖かいものに触れたときのほっとする感じだとか…そういうものを含めて、意外と冬が好きかもしれないと思うようになった。冬を楽しむ余裕ができたのか、以前まで辛かった冬の登下校なども、今では逆に少し楽しかったりする。
今までも同じように冬に触れていた筈なのに、何故このような気持ちの変化が起きたのか自分でも不思議である。歳を重ねるとはこういうことなのだろうか。これからも訪れるだろう自分の変化が楽しみなような、少し怖いような妙な気持ちになった。
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