孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
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みなさんおはようございます!!
今日は、「証言の心理学」っていう新書の中に出てきた文章を少し紹介したいと思います。
「記憶は体験を発酵させ、少しずつ変化させていく熟成庫のようなものである。熟成に成功すれば体験本来の味わいをより深く、より濃厚
にしてくれるかもしれない。しかし熟成と腐敗は常に紙一重である。記憶のなかで私たちは出会ってはいないはずの人と出会い、話してい
ないはずのことを話し、見ていないはずのものを見てしまうことすらあるのだ。」
引用
「証言の心理学」
著作:高木光太郎
初版:2005年5月25日
P18L8~P18L11
どうでしょうか?私は特に、熟成と腐敗は常に紙一重である、のところが気に入りました。
記憶とはあいまいなもので、また変化していってしまう、そんな記憶をもとに証言が存在している。
そして、その証言は人の人生を左右するほどの力を与えらてしまう。
なんとも恐ろしいことです。
だからこそ心理学もその証言を限りなく正確なものとするため、日々邁進しているのか・・・と思うとなんだか、私も世の中に役立つ学問
に触れているのだからもっと頑張らねば!と感じられたわけなのです。
よかったらまたまたこちらの新書も手にとってみてくださいね。
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