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今日久々に「世界ふしぎ発見」を観ました。いつ観てもやはり面白く、行きたくない旅行に急に行きたくなったり、すぐ忘れるのに歴史勉強したいぜ!という気分にさせられる、いい番組です。
 今日のテーマは16世紀のイギリス王妃アン・ブーリンの一生でした。この人を主役にした映画も公開されているそうで、その映像も交じえて番組は進行していたのですが、このくらいの時代の話を聞いていつも思うのは、昔の貴族は本当にあんな格好していたのか?ということです。
 現代の我々とあまりにかけ離れて豪華で、ファンタジーの作り物にしか思えない時もあります。王妃や王の肖像画も、顔はしっかり人間ですがそのドレスの物凄さゆえに、その人間の実在さえもしばしば疑ってしまうのです。
 しかし今回、ちょっと変わったことがありました。エリザベス一世は実はアン・ブーリンの娘であるのですが、番組の中でエリザベスの指輪が紹介されていました。指輪にはロケットがついており、それを開くとエリザベス本人と、アン・ブーリンの肖像が現れるのです。
 その肖像の二人はいつも通りの豪華な衣装をまとった姿でした。しかしこれを観た時、私には急にその二人の存在が生々しく感じられました。というのも、エリザベスはイギリス王国の女王、象徴という立場を強く意識したかなり印象的な衣装をまとっていた中で、他人に見せる目的とは思えない母の肖像を指輪として肌身離さず持っていたからです。我々には現実離れした格好に思われるアン・ブーリンが、エリザベスにとっては正に強く慕う母であったことが分かります。
 そんなエリザベスの思いがあったことを感じると、二人の存在を疑うことがちょっとできなくなりました。変な格好してるけれども、この二人の関係は確かに在ったんだなと思わざるをえない。初めて遠い歴史を実感した瞬間なのでした。
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