孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
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アップのし忘れです。すいません。
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ペアレント。という英単語は、単数形だと父、または母、つまり片親を表すわけなんだけれども、これって違和感、ありませんか?
確か中学校で最初に習ったときはペアレンツ、と複数形で、その意味は両親、と覚えさせられたんだよね。その時にペア=二人組という間違ったイメージが、意識的か否かはともかく、頭の中でできあがっていて、語尾が「ト」だろうが「ツ」だろうが両親、って思っちゃうんだ。
言語学で「誤った回帰(false regression, hypercorrection)」という現象があって、その内容は調べてくれたら結構簡単に分かると思うんだけども、これも別の地域・時代の言語が出会うことであらぬ方向へ言語が変化することなのね。
こういうことって、昔よりも増えてるんじゃないかって思うんだ。つまりグローバル化?ボーダレス化?境界が薄くなっていくことで世界が画一化してしまうという危惧はよくきかれるけど、その一方で境界の向こうにある文化を誤解して、二者が交じってるようで交じってなくて、よりそれぞれの個性を強めあったりして、っていうこともあるんだって。ただ厄介なことに、単純に交じり合って画一化する場合ももちろんたくさんあって、それは境界を取っ払ってみないと分からないような気がする。シュレディンガーの猫みたいな感じだね。違うか。
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ペアレント。という英単語は、単数形だと父、または母、つまり片親を表すわけなんだけれども、これって違和感、ありませんか?
確か中学校で最初に習ったときはペアレンツ、と複数形で、その意味は両親、と覚えさせられたんだよね。その時にペア=二人組という間違ったイメージが、意識的か否かはともかく、頭の中でできあがっていて、語尾が「ト」だろうが「ツ」だろうが両親、って思っちゃうんだ。
言語学で「誤った回帰(false regression, hypercorrection)」という現象があって、その内容は調べてくれたら結構簡単に分かると思うんだけども、これも別の地域・時代の言語が出会うことであらぬ方向へ言語が変化することなのね。
こういうことって、昔よりも増えてるんじゃないかって思うんだ。つまりグローバル化?ボーダレス化?境界が薄くなっていくことで世界が画一化してしまうという危惧はよくきかれるけど、その一方で境界の向こうにある文化を誤解して、二者が交じってるようで交じってなくて、よりそれぞれの個性を強めあったりして、っていうこともあるんだって。ただ厄介なことに、単純に交じり合って画一化する場合ももちろんたくさんあって、それは境界を取っ払ってみないと分からないような気がする。シュレディンガーの猫みたいな感じだね。違うか。
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