孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
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私は空を眺めるのが好きだ。雲一つない真っ青な昼間の空も、オレンジから、緑、青と綺麗な色のグラデーションを見ることのできる日が沈む直前の空も、どうやったらあの空の色を、雰囲気を、キャンバスに閉じ込めることができるかな、などと思いながら、ぼんやりと眺める時間が私はとても好きなのだ。
空を見ても飽きることのないのは、空が見る度に違った表情を見せてくれるからだと思う。例えば、とても心に残った空があったとして、それと同じ空をもう一度見たいと思っても、それは叶わない。一見変わっていないように見えても、一秒一秒、時間が流れていくうちに、雲が動き、日は沈み、空の表情はどんどん変わっていく。自分が空へと目を向けたその一瞬にしか、そのときの空は見ることができない。だからこそ、私は空にどうしようもなく惹かれてしまうのかもしれないとも思う。
こんなことを考えながら、人間も似たようなものか、と思った。自分は何の変わりもない毎日を過ごしているように思えても、実際は、周囲からの影響、また、自分の一つの行動や思いが、少しずつ、けれど確実に未来へ変化を与えていく。一日として、同じ日はなく、同じ自分もいない。変化が小さすぎて気づかないけれど、一瞬一瞬、違う自分がいる。書いてしまえば、当たり前のことかもしれないが、こうして実感すると、ますます、一瞬一瞬の時間を大切に過ごしていきたいと思うのだ。
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