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先日yahooニュースか何かで、赤ん坊の笑顔に対する母親の喜びは麻薬を摂取したときの喜びに似る、という科学的な説が提唱されたということを知りました。大変面白いニュースだと思います。

 赤ん坊の笑顔に対する喜び――それは子に対する母の愛の源泉であるでしょう。母の子に対する無償の愛というのは、正に人類の宝と言うべき習性であり、人類の多くがそこに究極の、聖なる美を見い出してきました。時代が進むにつれて、もともと当たり前と考えられてきた様々なものが理性によって疑われ、猫の可愛らしい仕草さえも機械的な反応に過ぎないと一蹴する怪しからん輩もいるという世の中になったのに、母親の子に対する愛は現在に至るまで冒涜されたことなどないに等しいほど尊いものであり続けていたのです。

 そんな愛の感情が、世間一般では悪者扱いされる麻薬によってもたらされる快楽と根が同じものであるというのが今回の説です。今はまだただの一説に過ぎない扱いですが、これが更に真実味を帯びてきたら、一体世の中はどうなるのでしょうか?母親の愛もつまらないものなんだという意見が広まってしまうのでしょうか?

 多分そんなことはないですね。多くの人に共有される素晴らしい愛の感情は決して貶められることはないでしょう。それに、子に対する母親の愛は、我々人類が存続する上で欠かせないものであるはずです。我々に必要なことは正しいことと認められてしかるべきです。社会というのは色々なものに線引きしますが、その根本はやはり社会の維持に必要だからという理由があると思います。だからどれほど麻薬と同じ仕組みが働いていたとしても、母親の愛の感情は麻薬と同じものではあり得ません。

 そうはいっても、やはり面白い説です。子を生むと女性は途端に母親らしさを身につけるというのはよく聞く話ですが、もしかするとこうした麻薬のような赤ん坊の笑顔が、女性を母親にするのかもしれません。赤ん坊の笑顔にイカれちまって母親になる…と聞くと、何だかそれほど悪いもののようには思えない。不思議ですね。
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