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 ベートーヴェン、ショパン、ラフマニノフ、と「ベタ」な人が3人続いたので、ここらで一人の日本人の作曲家を紹介しておこう。
 それは、音楽の教科書に載っていた八橋検校…ではない。「花の街」の團伊玖磨でもないし、「ゆうがたクインテット」(1)の宮川彬でもない。芥川龍之介の三男、芥川也寸志である。
 彼は1925年生まれ、そして今年で也寸志没後20年になる。
 彼はクラシック作品だけでなく、多くの映画音楽をのこしている(2)。彼の作品はしばしば、ショスタコーヴィチやプロコフィエフといったロシアの作曲家(3)の作品と似ていると言われる。確かに、似ているというか、これはマネしたんじゃないか、という曲もある。これは芥川自身も、自身の交響曲第1番に関して、ショスタコやプロコ(4)のような音がする、と認めている。
 今年は、没後20年、ということで、廃盤(?)になっていたCDが再発売されるようである。それには芥川の有名曲がだいたい入っていて、楽しい。すべてとても親しみやすい曲であるので、一度きいてみてほしい。

(1) NHK教育で放送されている番組。退屈せずクラシックに親しめるので、大人にもおススメ。
(2) 「八甲田山」や「赤穂浪士」など、きいたことのあるものが多いだろう。犬が出てくる携帯電話のCM(少し前にやってた、山(ヒマラヤ?)に登るバージョン)にも使われていた。それから、「ことりはとってもうたがすき♪」ではじまる童謡「小鳥の歌」も芥川の曲。
(3) 2人とも20世紀の人である。プロコフィエフなどは前衛的で、…この二人についてはまたいつか取り上げよう。
(4) よくこういう略し方がされる。チャイコフスキーをチャイコと言ったり。略すと言えば、ラフマニノフの交響曲第2番は「ラフ2」、ベートーヴェンの交響曲第7番を「ベト7」と言ったりもする。個人的にはあまり好きではない。(だって、「ベト」って…とかなるじゃない。)

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