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 私はその夜、うつ伏せで寝ていました。顔に何か物質が当たっていると不思議と安心するので、私はよくうつ伏せで寝ます。
 そして私はその夜、頭痛がしていました。ジンジン。ギリギリ。ガンガン。色々な周波数の痛みが襲って、ホワイトノイズ的な耳鳴りを奏でていました。そしてそのうち、私は頭痛とは違う波動を感じ始めました。
 それは地震でした。揺れは大きくないものの長く続く地震でした。余りに長く続くので私はそれが地震であることに疑いを持ち始めたのですが、感性を研がしてみると、揺れを感じているのは頭痛の頭だけで、それ以外の身体の方は揺れを感じていません。頭だけが「ゴゴゴゴゴ…」とジョジョ的に唸っています。
 揺れが頂点に達したところで、後頭部から「ブチュッ」という音がしました。それと同時に頭の中に冷たいものがじんわりと染み渡ってゆきます。脳が融けているのだと分かりました。死ぬと思いました。しかしながら死への恐怖と同時に起こったのは、お漏らしの非現実的な快感でした。液化した脳髄が融け残った部分に浸入してゆくのは快いものがありました。恐怖と快感は同時に起こったと言うよりもそもそも同一の感覚であったようにも感じます。
 脳が半分ほど液体になったところで目が覚めました。お漏らしはしていませんでしたが、寝坊をしていました。
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