孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
カレンダー
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最新TB
ブログ内検索
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「か」は最も強い口の閉鎖から最も明るい母音へと推移する、爆発力の強い一音である。「カッとなる」或いは「火」の音読みに見られるように、強いエネルギーの発動を表象する。
「き」は「奇」であり「危」であり「鬼」でもあり、何か人間に不安を催させる音である。木の戸が「キキキ…」と軋む音。「気」として感じられる得体の知れない恐怖。
「く」は「苦」。「句」となって現れる人間から自然界への微かな抵抗としての呟き。
「け」は「怪」「異」「仮」と人間の認識の及ばない範囲を示すが、「き」よりもいくぶん中立的である。唐突に一本だけ生えた「毛」のような意味の無さ。
「こ」は「此」方へ「来」いと呼ぶ音。「あ」とは対照的に、小声で呼び合う者たちだけの親密な音である。
PR
この記事にコメントする