孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
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梅田望夫氏の「ウェブ進化論」、梅田氏と作家の平野啓一郎の対談「ウェブ人間論」という二つの新書がある。前者の方が先に出ていて、後者はそれをふまえた対談本となっている。
本当の大変化はこれから始まる、という副題のついた梅田氏の本は、ウェブ社会と、それとリアル社会との関係から、ウェブ時代における新現象まで丁寧に説明しながら、変化にどう対処するか、ということが説かれている。
10年以上シリコンバレーに在住している氏の文章は、単にウェブ社会に関する知識を得ようという人にとっても有用であるとともに、これまでの「ウェブ」に対する考え方を改めさせられるような力を持っている。これまで自分がウェブとかインターネットというものにネガティブなイメージを抱いていたのが、まるで幼稚で頑固な(というより無知のための)ものだったと感じられる。
思うに我々はもはやインターネットなしには不便でならない世の中にいる。そして、「ウェブ社会」というものにさまざまものが移行してゆく、というよりむしろそこに新たにいろいろ生じてき、それが我々にとって大きな存在となってくる。「あちら側」に独特な世界の仕組みとはどんなものであるのか?それに対してどう対処すればよいのか?身近であり、自ら“参加する”ものについて氏の視点から見てみるのはなかなか有意義である。
後者の対談本は、平野氏が、梅田氏と、自分の体験や意見を述べ合っている。「進化論」とあわせて読むと面白い。
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