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“3R”。もう小学校くらいから聞かせられてきたこのフレーズ。3つとも言えますか?たぶん大丈夫ですよね。Reuse Recycle Reduce。循環型社会形成へ、などと謳っていながら、その実現が程遠いと広く指摘されているこれです。
Recycleが、例えば空き缶を集めて洗浄、再製する際にコストがかかることや、大量のエネルギー(主に電気)を使うがゆえに実質そこまでエコなのか?という指摘がなされることは度々。だからと言って空き缶は埋めてしまう、というのでは資源の非効率を生んでしまうわけで。これに限らず、「エコ」とされるものたちがどれ程エコロジーなのか(稀にエコノミーを略している、という詐欺まがいもある)というのは京都議定書などで環境の話題が再び盛り上がる今日考えてみてもいいのではないでしょうか。
そんなことを思うのも、その他2つ、Reduce Reuseについて最近考えるからです。まず前者。よく行くスーパーではレジ袋を20回断ると100円の得をするシステムがあります。これで先日20回に達しまして、軽く得をしました。そういう制度は一種ご褒美がないとやらないのか、というような非難を受けるかもしれませんが、こうでもしなけりゃ断らないのが世の常(何しろこれでも面倒と思う人はいる)。また、もう一軒あるスーパーでは、レジ袋を断るには専用カードを買い物籠に入れるか口で言うかしたらいい、というシステムが前述の所と同じながら、得するシステムはありません。こちらでは、実践者は皆無。あろうことか、専用カードを籠に入れたにもかかわらずレジ担当が無視したこともありました。その他、過剰包装を断ろうにも包装済みのものが並んでいることもありますし、Reduceも楽ではありません。
次いで後者、Reuse。先日筆者は中古自転車を探しまわりまして、電車2駅分を歩いたにもかかわらず、1台も見つかりませんでした。そこでいろいろ調べてみたところ、筆者がいる地域では年間4万台の放置自転車があり、たいていは引き取り手がなく業者に一括売却、それらは中国など他国に回されているそうです。かつ、市民の声から一部を修理して販売しているのですが、1ヶ月に5~6台、それも抽選で当選した市民(住民ではダメ)に購買権を与える、というものです。4万台もありながら中古を取り扱う所がこうも少ないとはどういうことなのだろうか、放置して一定期間経てば公開オークションでもしたら良いんではないか、新品売る店が割合でまだ多すぎるのではないか…考えることは多くなりました。道に長いこと放置してあるのをパクって軽く修理するのが一番丸く収まるのではないかと極論まで考えましたが、案外極論でないかもしれません。犯罪ですが。
大仰な「もったいない」がかえって柔軟性がないんではないか、と思ってしまいました。