孝太郎編集員と、ゲストの方とで、かわるがわる記事を書いてゆきます。孝太郎本体に関するお知らせ(ex.第○号を出しました!)をここですることもあります。
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ラ行は、英語でいうエルとアールをカバーしているだけあって、発音の可能範囲が他よりも広い。思いっきり巻き舌にしたっていいし、舌端を口蓋に付けなくったって実は「ら」に聞こえる。
「ら」はおそらく五十音の中でも最も派手な音のひとつ。ぎらぎらと笑う太陽の神の名はエジプトではラーというらしい。巻き舌にすると効果絶大。
「り」を発音するには口を「い」の形に持っていく必要があるが、「い」の口は下を反らせるのに少し不都合である。よって、「り」の発音は実は「di」に近づきがちである。「ぢ」の発音が「dzi」に逃げたのも或いは関係があるかも知れない。
「る」は動詞の活用語尾に欠かすことのできない音。文をあまねく満たしている大事な音。それだけに「る」の発音如何で発話自体のニュアンスを変えることができる。
「れ」も「る」と同様、動詞の活用語尾と助動詞ぐらいにしか現れない音。稀であり、レアなのである。
「ろ」は意外と名詞の語中語尾に使われていて使用範囲が広い。白色、黒色、そろそろその頃。
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