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 先日、交響楽団の追いコンなるもの(恐らく、追い出し「コン」サートと追い出し「コン」パをかけているのだと思われる。) があった。
追いコンは、ホールで皆が思い思いの発表を行った後、食事会という流れで、その食事会では、卒団する四回生一人ひとりが部員に向けてメッセージを残すという時間が設けられていた。
 どの先輩も、四年間、活動してきたからこそ見えること、言えることについて話をしてくれ、言葉の一つ一つが胸に響き、その言葉から、これから三年間、自分が部活でどのように活動していきたいのか、どう活動していくべきか――様々なことを考えさせられた。
 そんな数々の言葉の中でも、特に心に残ったものがあった。
 『人に厳しくするのときつく(対応)するのは違う』
 当たり前といえば、当たり前のことである。けれど、その当たり前のことを言葉にできるのは、その人が実感を伴った経験をしてきたからで、そういう人が発する言葉だからこそ、はっと何かに気づかされた気がした。
 厳しいことと、きついこと。両者の間にある違いとはなんであろうか。私は、そこに、接する相手に対する思いやりの気持ちがあるかどうかではないかと思った。
 音楽に対する姿勢も考え方もそれぞれ異なる人間が集まって、一つの音楽をつくるというのは、とても困難なことだ。ときにはお互い「厳しく」接しあわなければならないこともあると思う。そこで、その厳しさの根底に、相手への思いやりの気持ちがあるかどうかが重要で、もしその気持ちあれば、厳しさは相手へ真っ直ぐ届き、より良い音楽をつくっていくことに繋がるだろう。だが、逆にその気持ちがなければ、厳しさは厳しさとして相手に受け取られず、お互い良い音楽をつくろうと思っていたとしても、決して良い方へは向かわないのではないだろうか。

 「厳しさ」と、「きつさ」の間には、確かに違いがある。けれど、「厳しさ」は自分次第で容易く「きつさ」に姿に変えてしまうだろうとも思う。人に厳しく、というのはきっと自分が思うよりもずっと難しいのかもしれない。
相手に対して、本当の意味で「厳しく」することのできる人でありたい、と思った。
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