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先週は駅伝のことを書いたが、本当は別の文章を投稿するつもりだった。どんなことを書きかけていたかというと、裁判員制度のことである。
先週は、福岡の飲酒運転による追突事故で3児が死亡した事件の判決が福岡地裁で下されたというニュースがとびかっていて、特に、危険運転致死傷罪でなく業務上過失致死罪が適用されたことに疑問の声があがっていた。多くのいわゆる市民の意見と、判決の内容あるいは全部でない法律の専門家の意見とが食い違っていた訳だが、この事件、裁判員制度の導入後に行われていたら結果は変わったか?とふと思ったのが、この制度についていろいろ調べようと思ったひとつのきっかけとなったのである。(ここで制度や判決について意見を述べるわけではない)
で、関連した本を図書館に探したり、インターネットをつかったりして知識を得ようとしたのだが、やはり導入の背景や、選ばれた際どうすればよいか、導入後どのような問題が起こってくると予想されるか、など膨大すぎてまだ自分の中で整理しきれていない。それに、制度に対して一定の知識を得ても、実際裁判に関わるとなればまたよくよく考えるべきことが生じて来よう。裁判員制度は2009年5月には始まるもので、自分ももうすぐ成人であるのだが、意識が低すぎたか、と思わされた。
ところで、先週の同じころ、弁護士が裁判員制度のために、外国人講師を招いて講習会をひらき「いかに裁判員に“アピール”するか」を学んでいるというニュースも見た。それと同時に思い出したのが、「弁護士というのはウソつきみたいなもんよ、みんなからは尊敬も信頼もされてないわ」という言葉(英語で言われたので誤訳かもしれないが)である。日本ではなんとなく正義の味方のようなイメージがあるが。
なんというか、世知辛いというか、不安だなぁと思う。社会のすべてがそうであるのでは決してないが、ショー的な要素にウェイトがかかりすぎている感じがする。
というふうに書いていたところに駅伝を見たのである。彼女たちは実に輝いていた。